5試合勝利無しと、7月の連勝の勢いが止まってしまった東京の今節の相手は最下位の大分。力関係を考えれば勝利が欲しい試合である。得点源であるウェズレイの不振や負傷者の続出により低迷が続く大分は、第17節時点で連敗が「14」に達し、シャムスカ監督を更迭。ポポヴィッチ監督を指揮官に据え、連敗は脱したものの、依然苦しい戦いが続いている。出場機会を得た若手の台頭と、新戦力のパフォーマンスに賭ける。
前半からボールを支配し、先制点を狙う東京だが、大分のゴール前までボールを運ぶことはできるものの、両WBがサイドを固める堅牢な守備に苦しめられ、なかなかフィニッシュに持ち込むことができない。しかし東京は68分に大竹を投入すると、70分に大竹とのパス交換から石川がゴール前に持ち込み、DFと交錯してこぼれたところをカボレが拾って先制点。堅い大分の守備を遂にこじ開ける。更に後半ロスタイムには中央でフリーでボールを受けた米本がPA外から強烈なミドルシュート。反応した西川が触れることすらできない弾丸シュートが突き刺さり、これで勝負あり。守備においても無失点で抑えた東京が2-0で大分を破り、6試合ぶりの勝ち点3を得た。
FC東京 | 2 | 0 | 前半 | 0 | 0 | 大分トリニータ |
2 | 後半 | 0 | ||||
カボレ | 70' | 得点 | ||||
米本 拓司 | 89' |
GK | 20 | 権田 修一 | GK | 1 | 西川 周作 |
DF | 25 | 徳永 悠平 | DF | 4 | 深谷 友基 |
4 | ブルーノ クアドロス | 6 | 森重 真人 | ||
6 | 今野 泰幸 | 22 | 上本 大海 | ||
5 | 長友 佑都 | MF | 20 | 高橋 大輔 | |
MF | 18 | 石川 直宏 | 28 | 清武 弘嗣 | |
28 | 米本 拓司 | 21 | 東 慶悟 | ||
10 | 梶山 陽平 | 33 | 藤田 義明 | ||
22 | 羽生 直剛 | 8 | 金崎 夢生 | ||
FW | 13 | 平山 相太 | 17 | フェルナンジーニョ | |
9 | カボレ | FW | 13 | 高松 大樹 |
GK | 1 | 塩田 仁史 | GK | 16 | 下川 誠吾 |
FP | 2 | 茂庭 照幸 | FP | 2 | 坪内 秀介 |
19 | 大竹 洋平 | 11 | 鈴木 慎吾 | ||
24 | 赤嶺 真吾 | 14 | 家長 昭博 | ||
32 | 近藤 祐介 | 19 | 前田 俊介 | ||
33 | 椋原 健太 | 27 | 小手川 宏基 | ||
40 | 鈴木 達也 | 32 | 宮沢 正史 | ||
監督 | 城福 浩 | 監督 | ポポヴィッチ |
警告 | 30' | ![]() | 上本 大海 | |||
交代 | HT | ![]() | 上本 大海 | |||
![]() | 坪内 秀介 | |||||
交代 | 65' | ![]() | フェルナンジーニョ | |||
![]() | 前田 俊介 | |||||
羽生 直剛 | ![]() | 68' | 交代 | |||
大竹 洋平 | ![]() | |||||
カボレ | ![]() | 70' | 得点 | |||
交代 | 74' | ![]() | 清武 弘嗣 | |||
![]() | 宮沢 正史 | |||||
石川 直宏 | ![]() | 75' | 交代 | |||
鈴木 達也 | ![]() | |||||
警告 | 79' | ![]() | 森重 真人 | |||
平山 相太 | ![]() | 81' | 交代 | |||
赤嶺 真吾 | ![]() | |||||
米本 拓司 | ![]() | 89' | 得点 |
主審 − 東城 穣 | 観衆 − 18,320人 |