2006.04.15 - Jリーグ ディビジョン1 第8節
FC東京 × ジェフユナイテッド千葉
( 味の素スタジアム,16:00 )
内容に関しては賛否両論ありながらも、リーグ戦4試合負け無しで7位につける東京の今節の相手は、10位・千葉。順位表では上を行くが、苦手とする相手だけに注意したいところだ。12日に行われたナビスコカップ・横浜M戦では初めて3バックを導入したものの、0-2で完敗。今日は4バックにシステムを戻して戦うが、ジャーンはベンチスタートとなった。
試合は立ち上がりから千葉が積極的に攻め込む展開となり、東京はこれに全く対応することができなかった。まずは9分、PA内に侵入した阿部の折り返しを巻が押し込み、千葉が先制。31分にはセットプレイから再び巻にヘディングで決められ、0-2というスコアで後半へ折り返すこととなる。前半に全く良いところの無かった東京は、後半から交代カードを一気に3枚切って3-4-3にシステムを変更するものの、55分にまたしてもセットプレイの流れからクリアしきれずにいるところを繋がれ、最後にクルプニコビッチに決められて0-3とされてしまう。61分、川口のクロスから守備の連携ミスを誘いPKを獲得し、ルーカスが決めて1-3。更に69分、今度はルーカスのクロスを立石がキャッチミスし、赤嶺が押し込んで2-3。怒涛の反撃でスタジアムの雰囲気は非常に盛り上がったが、3点のビハインドはやはり大きすぎた。結局千葉に逃げ切りを許し、リーグ戦5試合ぶりの敗戦。赤嶺のプロ初ゴールなど好材料はあったものの、3失点はいただけない。前半にジャーンが不在だったことを差し引いても、守備の立て直しは急務と言えそうだ。